GCCL、ソウル大学神経精神疾患研究センターと臨床研究における協力強化のためMOUを締結
▶ 神経精神疾患の臨床研究を推進し、国内外のインフラを拡充、グローバル競争力を強化する戦略的パートナーシップ

グローバル臨床試験検体分析機関であるGCCL(Global Clinical Central Lab、代表取締役:趙寛久)は、2025年9月19日、ソウル大学神経精神疾患研究センター(CLEVERcns、所長:千基正)と神経精神疾患に関する臨床研究での相互協力を促進し、製薬産業の発展に寄与することを目的とした覚書(MOU)を締結したことを、9月22日に発表しました。
MOU調印式には、GCCL代表取締役の趙寛久氏、CLEVERcns所長の千基正氏をはじめ、両組織の主要関係者が出席しました。両者は、国内神経精神疾患臨床試験の質の向上、CNS臨床試験検体分析インフラの拡充、グローバル競争力の強化へのコミットメントを再確認しました。
MOUで定められた主要な協力分野は以下の通りです。
脳疾患研究における前臨床から臨床への連携強化
CNS疾患バイオマーカーおよび分析手法の共同開発
教育プログラムの共同運営および技術・学術情報の交換
「エンドツーエンドCNSプロジェクト」の共同推進・支援およびグローバル展開での協力
国内外ネットワーク、インフラ、リソースの共有・活用
その他、必要に応じた相互関心分野
CLEVERcnsは、ソウル大学病院付属の研究センターとして、病院および大学の施設・研究インフラを活用し、神経精神疾患の新薬開発を支援しています。臨床相談や有効性評価サービスを提供する一方で、GCCLはCNS疾患バイオマーカーや分析手法の開発をリードし、臨床試験検体分析における包括的サービスを提供しています。
今回の協力を通じて、GCCLとCLEVERcnsは、より正確で信頼性の高い研究データを生成し、前臨床から臨床研究までの一貫したサポートを提供することを目指しています。
CLEVERcns所長の千基正氏は、「神経精神疾患の研究は非常に複雑で困難ですが、高品質な臨床試験データの取得は薬剤開発の成功に不可欠です。このMOUにより、国内製薬・バイオ企業や研究者は、世界水準のCNS臨床研究環境をより効率的に活用でき、韓国のCNS研究能力の国際的評価向上に貢献するでしょう」と述べました。
GCCL代表取締役の趙寛久氏は、「GCCLは、国内外の製薬・バイオ企業が臨床試験で成功を収められるよう、CNS研究における最先端の分析プラットフォームと高品質な分析サービスを提供しています。CLEVERcnsとの戦略的協力は、CNS研究エコシステム全体を強化する重要な一歩です。今後もデータの信頼性と分析品質を最優先し、グローバル市場で差別化された臨床試験検体分析サービスを提供していきます」と述べました。
GCCLは、韓国で完全にGCLP(Good Clinical Laboratory Practice)認証を取得した臨床試験検体分析機関であり、フェーズ1からフェーズ4までの全ての臨床試験フェーズにおいて、グローバル標準に準拠したカスタマイズ分析サービスを提供しています。ddPCR装置を含む高度な分析プラットフォームや、専門的な検体分析・手法開発サービスを活用し、国内製薬・バイオ企業およびアジアや世界中のパートナー企業を支援しています。